SDGs

オンラインを併用した効果的な子育て支援方法の検討

研究期間:2022年11月~

◆研究メンバー
兵庫県立大学周産期ケア研究センター:能町しのぶ、松原朋子
兵庫県立大学看護学部:工藤美子、岡邑和子
尼崎総合医療センター:角井和代、三浦智恵、西村佳子、瀧琴江、原田紀子、佐々木藍子、藤村聡子
 
るんるんルーム

 
●助成金名:周産期ケア研究センター運営費
 
 周産期ケア研究センターでは、兵庫県立尼崎総合医療センターと協働で、子育てまちの保健室「るんるんルーム」を子育てひろばとして2015年より週1回行っています。2020年度のコロナ禍よりオンライン開催に移行して開催し、多くの方にご利用いただいています。
 オンラインによる子育てひろばは、乳児期や気候や感染症の流行期など外出のしづらい時期の養育者の方に特にご活用をいただいております。また、子育て講座など知識提供型のプログラムは、子どもがそばにいても受講しやすいことから時期に限らず多くの方にご利用いただいております。また、個別相談も自宅から気軽にできることからご活用いただいております。
 コロナ禍をきっかけにオンラインの子育て支援が注目される機会が増えましたが、今後はオンラインでの子育て支援のメリットを生かしたプログラムや子育て支援方法を考えていくことで、対面だけでは支援の難しい対象や時期に幅広く子育て支援を提供できると考えています。また、対面とのオンラインを併用した子育て支援を行うことで、より効果的な、幅広い子育て支援に繋がっていくでしょう。
 そのため、当センターでは、オンラインを使った効果的な子育て支援方法について検討するために、実際に行ったオンライン子育てひろばの効果の検証などを行っています。オンライン、対面との併用による効果的な子育て支援プログラムの作成を行い、子育て世代の皆様の育児不安や負担を少しでも軽減し、笑顔を増やすことができれば思っています。
 
るんるんルーム